8月30日(水)


 『ダ・ヴィンチ』や『怪』の妖怪映画特集を読んでいたら、なんだか『さくや妖怪伝』を観たくなってしまったんですが、果たしてあれは男いっぴき23歳が観にいっても居心地の悪くない映画でしょうか? ゼイラム的な客層なら平気なんですが、ガメラ的な客層だと、ちょっと世間体を気にしちゃうなあぼく。って、わかりにくい線引きですか。

 なんでも、『さくや』の傘化けを操演している人は、昔の大映妖怪映画でもやはりカラカサお化けを操演していた人だったりするそうで、なかなかに気合がはいっているもよう。うーん、観てみたいなあ。んー、誰か小学生の息子さんを一日貸してくんないかなあ。

 いっそ父親になってしまえば息子を連れて『さくや』どころか劇場版ドラえもんだろうと東映まんがまつりだろうと大手をふって観にいけるというものなので、その点父親っていいよなあ、なろっかなあ父親、とも思うのですが、なにしろ僕はミミズではないので息子をつくるには結婚相手というやつが必要なのでした。しかも、ぼかあカタツムリではないので、その相手は異性でなければならず、なおかつぼかあイチョウの木ではないので、ただつっ立っているだけでは息子はつくられない、というのだからこまりものです。あー、いろいろと条件やら手続きやらがめんどくさいです息子。

 第二案として、「『さくや』が観たいわ観たいわ」とダダをこねてくれるかわゆい彼女をえる、というのを思いつきました。どなたかこねてくだされば、しょうがないなあトミエ(仮)は、しようがないなあ幼いなあ、としぶい顔をしつつ映画館に猛ダッシュです。その後のデートコースは寺→寺→寺!

 えー、そんなこんなで、息子になってくれる人はタイトルに「息子」、トミエになってくれる人は「トミエ」と書いて こちらまで。