『人間銃器ベレッタ』という小説タイトルを思いついたので、そんなかんじのタイトルにおさまるような小説を考えてます。しろうとなので、小説作成の技法はしょうしょうへんてこですね。知ったことではありませんね。

　人間銃器というのは、中国の纏足少女のごとく、幼い頃から極度の人体矯正術を施されることによって一丁の銃器に変えられてしまった人間のことです。そんな矯正あるかいな！　と僕も思うのですが、なにぶんショーセツですので、ね。

　ともあれ、ふだんは何の変哲もない人間として日々を過ごす人間銃器の登場により、日本での拳銃取り締まりは難しくなり、日本の治安は一気に悪化、人間銃器はやくざの資金源として重宝される、という世界観です。
　やあ、これはハードボイルドだなあ。

　で、内容なんですが、銃器道三級のベレッタちゃん(１２歳)、ベレッタちゃんの銃器道の師匠であり、また人間銃であるベレッタちゃんの所有者でもある極道の銀蔵さん、汗腺からザラメが吹き出る奇病、ザラミニウム病に冒されたかるめ焼き屋の青年三次くん、伝説の人間銃器ナンブさん、といった人々を軸に繰り広げられる青春グラフィティを予定しています。

　それでその、なぜここでヘッポコ小説設定を披露したかというと、みなさんにお聞きしたいことがあるからであって。

　お聞きしたいのは、「原稿用紙３枚に1回の割合でお尻をゴンヌズバーと丸出しにする少女の小説を読んで、あなたはヒキますか、ヒキませんか？」という質問です。

　「人間銃器」という新しいモノの設定を考えるとき、人体を銃に見立てて撃鉄やらトリガーやらといったパーツをそれぞれの体器官に割りあてる必要性が生じてくるのですが、現在考えているのは、リボルバー形式ならばヘソより弾を込め、ウェストから上を下半身を置いてけぼりにしたままグリングリン回転させることで、なんていうんですか、あのリボルバー回転弾倉のグルグルを表現しよう、といった程度。まあ、こんなもんかな、と。
　問題なのは銃口です。いったいどこからタマを出せばよいのか。

　ヘソより装填したタマはいずこかのアナから射出せねばなりません。考えられるのは、�@口�A鼻�Bお尻�Cその他の穴�D人体改造によって指先などに発射口を作る、といったところですが、この中でもっとも現実的なのは�Bのお尻だと思うんです。僕が人間銃器の開発担当者だったならば、絶対肛門からタマを発射するように設計すると思うんです。括約筋とかあるし。ヘソから近いし。

　ただ、マジメな青春小説を書こうとしているのに、お尻から銃弾ズキューン！　は果たしてどうなんだろう？　とふと悩んでしまいました。女の子のお尻からズキューンなんて、青春小説どころか赤塚不二夫のギャグマンガであってもギリギリじゃなかろうか。ああ、こういうのってアリなんだろうか？　悩むなあ。