日記

11月4日(土)

　トップページのアニメをちょこちょこいじって遊びましたよ。

　旧バージョンのアニメでは、ただれた腐肉の固まりのごとき妖怪「百目」だとか、人間を生きたまま首から食いちぎる食人鬼、といった躁か鬱かでいったらだんぜん鬱鬱な画像の数々のせいで陰惨なかんじのアニメーションとなってしまったので、今回はその反省をふまえて華となるべききれいどころ画像を一点組み込んでみました。その名も高き『さくや妖怪伝』よりヒロインのさくやちゃんです、かーわいー！　

　トップページのソースも他サイトよりのパクリなら、さくや肖像も無許可のパクリ、デキッコナイスももちろんパクリ、おしなべてパクリですね。

　しかし果たして、これは悪いことでしょうか！？　古来より日本人は本歌取りの精神でもって独自の芸術的精神風土を育み、近代においては西欧技術の模倣・改良を通して産業を発展させてきたではありませんか！　パクリの精神が今日の日本を支えているのではないのですか！？　そもそも生きるってどういうことですか？　僕もあなたも、結局は僕らのお父さんお母さんの遺伝子をパクってこの世に生まれてきたのではありませんか！？
　つまり生きることは、生きることは、生きることとはッ！　パクって、パクって、パクり続けることではないのですかッ！？　　

　などと、開き直ってハイテンションで押し切ろうとするのは見苦しいですね。ほんとはわかっているんです。ええ、見境なくパクるのは悪いことです。
　しかしいかんせん僕のスタンド「アイウォントイットオール」のスタンド能力は「web上に散らばるアイディアや画像をパクる」であるため、スタンド能力は一人一能力のみ、というスタンドのルールから鑑みて、僕からパクリ能力をとったら何も残らないただのダメ人間、ということになるんですね。

　パクらないヒモロギさんなど、まるで物をなおせない東方仗助、弾がまっすぐにしか飛ばないグイード・ミスタ、おとなしく刑務所に服役している空条徐倫、のようなものです。スタンド能力のない彼らはただのちんぴらにすぎません。そんな平凡なちんぴらちんちん物語など、みなさんは栄光の週刊少年ジャンプ誌上で読みたくないですよね。そう、だから僕はスタンドを使います。スタンドは精神のエネルギー。善とか悪とか、そういう物差しじゃないんですよォォォ、スタンドの強さというものはァァァーッ！
　ゴゴゴゴゴ。ドドドドド。

スタンド名−『アイウォントイットオール』
本体−『ヒモロギ』

破壊力−Ｅ スピード−Ｄ 射程距離−Ａ

持続力−Ｅ 精密動作性−Ｃ 成長性−Ｄ

Ａ−超スゴイ　Ｂ−スゴイ　Ｃ−人間と同じ　Ｄ−ニガテ　Ｅ−超ニガテ

能力：web上に散らばるアイディアや画像をパクることができる。スタンドでパソコンを殴ればその時表示されているサイトのソースを、人を殴ればその人の考えているナイスアイディアをパクることができる。
　インターネット回線を経由すれば射程距離はほぼムゲン。

　とまあこういう、自分のスタンドを考えてニヤニヤし、あまつさえジョジョっぽいセリフ(主に語尾)と効果音を添えてみたりするスタンド妄想は、僕の数ある趣味のひとつです。ちがうちがう、あたまの病気じゃないってば。

　あー、もう、ちがうちがう、そんな絵の具を撒き散らしたような絵が何に見えるかなんていう心理テストは、常に正常な精神状態にある僕にとっては何の意味もなさないんだってば。やらないやらない。あ、でも、しいていえば血糊のついた日本刀をふりかざした太閤秀吉に見えるかな。ほら、上のほうでちょんとハネてる部分。あそこはね、アンテナに見えるよ。秀吉の頭から生えてる生体アンテナなの。あれを使って朝鮮にいる加藤清正に電波で指令をとばすんだよね、トラ、トラ、トラってサ！

※彼岸の文章ですいません。たまにこういうのを書きたくなります。