6月28日(木)


 9万アクセス突破です。おありがとうございます!
 うれしさのあまり、あふれる涙をとどめるすべをしりません!

 いやしかし、一口に9万といっても、いやはやしかし、9万人ですよ。

 たとえば今週の『週刊ファミ通』のゲーム売上TOP30によれば、一位は53330本を売り上げた『ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記』というなにやらよくわからぬゲームなんですが、とにかく5万本で日本一の売上げなんです。そこへいくと我が『死せる魂の会』は9万。二倍です。

 あっ、そうか、つまりこのホームページをGD-ROMに焼いて出荷すればティアリンガサーガに倍の差をつけて堂々の第一位、発売元のセガもホックホク、クロスレビューのコーナーでも新宿ジャッキーあたりに

「シリーズ最新作。事典のボリュームアップ、UMBの復活を正常進化と捉えるかマンネリと捉えるかは意見がわかれるところ。レスポンスの悪さ、インターフェースの悪さ、管理人のAIルーチンの退化、自キャラが1ドット等の問題があるものの、『ボコスカウォーズ』あたりが好きな人なら取りあえず買いかも」

みたいな辛口コメントをつけられながらも評価は9点、殿堂入り(ゴールド)。よしよし、(株)エンターブレインへの秘密工作も大成功、これで僕もトップクリエイターの仲間入りだっ、『トゥナイト2』最新ゲーム事情特集の取材も受けちゃうぞっ、明日には消えるカゲロウみたいなレポーターのおねーちゃんにゲームをプレイさせて「ははは、そこはBダッシュですよ」とかいって手取り足取りインストラクトしてみたりもするぞっ、ポール・マッカートニーの息子にサインを書いてあげたりもするぞっ、柴田亜美のお誕生会に呼ばれてみたりもするんだぞっ、70億かけて売れないゲームを作って会社を傾けさせたところで誰にも文句は言わせないぞっ!

 といったかんじですっかり有名クリエイターきどりですが、ええ、今回はいつにもましてひどく間違っていますね。ひどすぎます。

○『ユトナ』は一週間の売上げ数(有料)。
○『死せる』は3年間のアクセス数(無料)。
○HTMLを詰め込んだGD-ROMをゲームとはいわない。
○9万アクセスの半分くらいはきっと自分。


 僕は4万5千枚のGD-ROMの山に囲まれ呆然と立ち尽くすばかりです。
 ちくしょうキラキラしやがって!
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