9月3日(月)


 大学の夏休みは9月いっぱいまで続くんですが、プール監視員のバイトは8月下旬で終わってしまい現在まるですることがなく、当方わりとヒマです。あー、ずっとプールが続けばいいのになあ。秋の木枯らしにも冬の豪雪にもめげずにプールに入れる頑丈なボディを神さまは子供たちにお与えにならないものかなあ。

 バイトの最終日には僕もプールに入ってウレタン浮き島を押してあげたりカエルの投げっこをしたりすね毛をぬかれたりしながら、干支が一回りも下の子供たち相手に本気でガチンコ遊びたおしまして、プールサイドで見守るPTAにあきれられて白目を剥かれもしましたがなんのその、来年も来るからねと子供たちと固い約束を交わしつつ僕の夏が終わったわけです。


 そんな僕の夏のもろもろゲット数総決算。

ともだち           いっぱい(すべて小学生)
夏のおじょうさん      0
新車             1(はやくもキズもの)
貯金             マイナス収支
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計              冷夏


といったかんじで、ある点においてはお日さまのまぶしい非常にゆかいで有意義な夏ではありましたが、またある点においてはやませ風吹く天明・天保な夏であり、またある点においては非常にお金のかかる夏であったというわけです。まったくもう、こんな天明天保な時にお金がたくさんかかるだなんて、お上はいったい何を考えているのやら。幕府はオラたちから取るだけ取って、飢饉の時には見て見ぬフリずら。こうなったらオラいっちゃうよ? イッキいっちゃうよ? IKKI! IKKI! といったかんじで、酒でも飲まなきゃやってられねーですまったくもう。こうなったらピッチャーでイッキいくずら! IKKI! IKKI!

 などと、文章の流れにさからわずに日記を書いたらまるで僕が今年の夏に不満を抱いているかのごとき文章になりましたが、実際はそんなことはなくて、とてもすてきな夏でしたよ。べつに酒なんか飲まなくても平気の平左ですよ。あと、いまどき一気飲みなんて体に悪いのですべきではないですよ。イッキだなんて、うわ、ださーい。お酒を一気呵成に飲み干したところで何がどうなるっていうのさ。僕のともだち(小学生)なんか、鼻から飲んだ牛乳を目から出せるんだぞ! 僕のともだち(小学生)のほうがよっぽどすごいんだぞ。うわーい!