3月20日(水)

 プロバイダのホームページスペースをほぼ使い切ってしまい、いまやパンク状態。現在てきとうなレンタルサーバースペースを探しています。今さっきてきとうに調べてみたところ、ギガなんとか、goodbreez、あとなんだっけ、ロリポップとかいうところが妥当な価格および容量設定かな、というかんじがしているんですが、いかんせん鯖しろうとなのでどこが軽いか、サービスはどうか云々といった詳しいことがよくわかりません。どこぞオススメがございましたら、どうぞよろしくご教授ください。調べんのなんかめんどいし。わけわかんね。めんどくせ。などと、教えて君もここまでくれば気持ちがよいものですね。いや、いたってよくありませんが、なにとぞひとつおねがいします。この年にもなってネチケットのカケラも理解できていない可哀相な子なんです。キーボードを触れさせた手のひらに「ネ・チ・ケ・ッ・ト」と指で書いてくれる僕だけのサリバン先生の登場キボンヌ。
 というか、「キボンヌ」などという2ch用語を平気で書けてしまうくらい僕のネット人生は三重苦(2ちゃんねる依存・某交換ツールの呪縛・巫女さん画像蒐集癖)。


 しかし、テキスト主体なのに10メガものスペースを使い切ってしまうだなんて、なんだかむしろ恥ずかしいです。なにをそんなに書いてんだよ僕は、みたいな。
 なんだろう、この「あれ、もしかしてちょっとやりすぎちゃったオレ?」感。たとえるならば、ミニ四駆シリーズの販売促進にいそしむあまり、気づけば威嚇的な肩パットとかがついた珍妙な服を着させられ、うっかり子供たちの笑われ者になってしまった「ミニ四ファイター」こと�鞄c宮模型販促部に勤務するいちサラリーマンの小林さん(仮名)、みたいなかんじです。わかりにくいかなあ。あー、じゃあ、集英社のエリート新入社員中野さんが「週刊少年ジャンプ」のゲーム紹介コーナーの中で「熱血講師ファイヤー中野」というキャラに扮せよ、との社命を受け、なにしろ中野さんたら若いしその上真面目なものだから「ようし、初の大仕事、オレ頑張るゾー」と妙に意気込んじゃって、おやおや、そんなことだから上半身裸で「ファイヤー!」と叫んで青筋浮きだたせている写真を発行部数数百万部という人気雑誌に掲載されてしまいました。当の中野さんはしばらく後になって、ある休日の夕暮れに「あれ? なんでおれファイヤー?」みたいなことを洗濯物を取り込む合間ふと見上げた西空の夕陽に照らされながらハタと考えたりする、そういうかんじです。よかった、これはとてもわかりやすいたとえだ。よかったよかった。言いたいことが伝わった。


 テキスト主体で10メガというのが実際やりすぎの範疇なのかどうかはよくわかりませんが、単純計算で、一文字2バイトとして、10メガ=1000万バイトであるから(ですよね?)、えーと、500万字もの文字列を僕はネット上で書き散らかしているということになるらしいです。原稿用紙にして1万枚以上ということになるらしいです。普通に考えればそんなはずは絶対ないのですが、あくまで単純計算上、一応そういうことになりましたので、ええ、もうそろそろ僕は単純計算上、全集が出せますね。編集者のファイヤー中野さんは単純計算上さっさと僕のところまで原稿を取りにくるように。