日記

4月18日(木)
　

　巫女さん座談会in社務所　表情CG使いこなし練習編

○ウズメさん…巫女さん(21)　年長者　主な口寄せキャラはトキワ荘の人々。

○サグメちゃん…巫女さん(18)　ナゴギャ　主な口寄せキャラはチョイバルサン(モンゴルの英雄)

○シコメちゃん…巫女さん(14)　PTSD　主な口寄せキャラは低級動物霊(霊媒技術が未熟なため)

(サグメ)	「(ガチャリ)おはよー！　今日も一日はりきって……って、あれ、シコメ？　どうしたの？」
(シコメ)	「うううっ、くっ、苦しいっ……はあっ、はあっ」
	「だっ、大丈夫っ！？　顔、真っ青じゃん！？」
(ウズメ)	「(ガチャリ)はぁ……おはよー」
	「あっ、ウズメ姉さん！　シコメが大変なんだよ！　なんか知んないけど、チアノーゼ反応を起こしてる！」
	「ど、どうしたの、シコメちゃん。なにがあったの！？」
	「はあっ、はあっ……じ、じつは……あ、新しいクラスに溶け込めなくて……もう、なにもかもイヤ……」
	「なるほど……これはきっと五月病という病気だわ。五月病、それは死にいたるやまい」
	「そんなバカな。いくらなんでも五月病でチアノーゼになったりなんかしないよ！」
	「はあ……実はかくいうあたしも五月病で、今にも倒れそうなの。あたしを盗撮しようとするフレッシュな巫女オタたちとの不毛な争いに疲れきってしまったわ……ううーん、バタン、キュー」
	「だからそういう、卒倒しちゃうような病気じゃないんだってば、五月病ってゆうのは！」
	「はあっ、はあっ……ゼヒーゼヒー。ご、五月病のせいで、い、息ができな……」

	「うううっ……五月病のせいで……し、心の臓が……あうう……」
	「ええっ、呼吸困難に心筋梗塞！？　五月病なのに！？　ていうか、ホントに五月病なのアンタら！？」
	「ゼヒーゼヒー。コヒューコヒュー」
	「ビクンビクン。あうっあうっ」

	「た、大変だ、こうしちゃいらんない。よ、ようし、こうなったら緊急手段だっ、2002年度“ストップ！ザ・五月病！キャンペーン応援ソング“を歌うしかっ！　歌って病気を吹き飛ばすしかっ！」
	「は、はやくっ……し、死ぬるっ……！　ガフガフッ」
	「二人とも落ち着いて、いい？　いっしょにcali≠gariの新曲『マグロ』を歌うんだよ。いいわね、いくわよっ！」
	●マグロ　　　作詞、作曲／桜井青 (ストップ！ザ・五月病！キャンペーン応援ソング)
	「♪あ、なんでえー、太陽は僕をいぢめるの〜？」
	「いぢめるのぉ〜？(合いの手)」

	「♪いつもおー、真っ赤な電波で吐きたいよ〜」
	「吐きたいよ〜(合いの手)」
	「♪ソープうー、通いと女装が天国でえ〜」
	「天国でぇ〜(合いの手)」
	「♪あとわー、何でもかんでもだめだめだ〜」
	「もうダメだぁ〜(合いの手)」

	(サビ) 「♪ホラ　ぐーるぐるーぐるぐるぐるるーぐるー　　　　さあ　みんなでいっしょにぐるぐるるーぐるー」

	「♪五月ー病ーにかかるのはいつもです〜」
	「いつもですぅ〜(合いの手)」
	「♪ハウスーダストで毎日鼻炎です〜」

	「鼻炎ですぅ〜(合いの手)」
	「♪下りー電車を見るのが大好きで〜」
	「大好きでぇ〜(合いの手)」
	「♪ふらりーふらーりと魔が差しグッドバイ〜」
	「御免なさ〜いっ！(合いの手)」

	(サビ) 「♪ホラ　ぐーるぐるーぐるぐるぐるるーぐるー　　　　さあ　みんなでいっしょにぐるぐるるーぐるー」

	(リピート) 「♪ホラ　ぐーるぐるーぐるぐるぐるるーぐるー　　　　さあ　みんなでいっしょにぐるぐるるーぐるー」

	「♪ネコもシャクシも　まっ・わっ・るー！」

	「マッ！　グッ！　ロッ！」

	「……ふぅ。よかったあ、いちじはどうなることかと思ったけど、“ストップ！ザ・五月病！キャンペーン応援ソング“のおかげで二人ともすっかり復調したみたい。気分はどう、二人とも？」
	「ええ、すっかり五月晴れ、ってかんじだわ！　ありがとうサグメちゃん！　とても適切な応急手当てだったわよ！　カリガリさいこう！」
	「あっ、あんなところにノラ猫たんがいるっ！　シコメ、ちょっと猫たんの足ひねってくる〜☆」
	「ふふふ、シコメちゃんたら、ちょっと元気になりすぎちゃったみたい！」
	「あの調子じゃあ、とうぶんクラスには馴染めそうにないねっ！」
	☆お・し・ま・い☆

　だいぶつかめてきました。

　にしてもいやあ、映像の力はやはり偉大だ。