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今日は21時から『北の国から』をやるぞ、やった、くにえー！ ほたるー！ ということで、20時からBSで放送していた『七人の侍』をずっと観てました！ いやあ、何回観ても興奮します『七人の侍』。九蔵かっこよすぎ！ 三船敏郎は何言ってんのかわかんなすぎ！ でもおもしろい！ かっこいい！ すごいぜ黒澤！ そこへいくと『北の国から』。僕はまともに観たことがないんですが、んー、そんなに面白いもんすかねえ。僕のつたない『北の国から』知識を総動員してみると、主演は田中邦衛とかいう、要するに青大将役の人で、その青大将が、なんだっけ、北海道にまで落ち延びて(ライバルの若大将によって本州から放逐されたものと思われる)、どっかのへんぴな山奥で、なんか、なんだろう、木こりかなんかして生計を立てるんでしょうか。で、子供が二人いて、なにしろ子供だから、エキノコックスの怖さを知らないもんだから、凶悪寄生虫の宿主たるキタキツネなんかとじゃれあったりしてほんとうにもう幼い頃からダメな連中である。その無思慮でダメダメな子供たちは長じて後もやっぱり無思慮でダメダメなため、なんかいろいろ問題を起こしてはそのつど青大将を困らせる。なにはなくとも困らせる。なにがなんでも困らせる。そのへんが家族愛なんだとかなんとかいってファンの人は感涙する。そんな話でしょうか。こんなことを書いていると熱烈なファンの人に口をすぼめてルールルルーとか言われそうですが、それはべつに怖くもなんともないのでいいとして、まあ、全く観ないでバカにするのも失礼なのでせめて明日の最終回くらいは観てみようかと。 そんなことより僕は、いろんなものに「七人の侍」を当てはめてニヤニヤするという脳内一人遊び、名づけて「オレ的七人の侍」に夢中です。「七人の侍」の構成員といえば、リーダー勘兵衛（志村喬）、サブリーダー七郎次（加東大介）、仕事人九蔵（宮口精二）、参謀五郎兵衛（稲葉義男）、若造勝四郎（木村功）、ムードメーカー平八（千秋実）、破天荒キャラ菊千代（三船敏郎）となっているわけですが、これをたとえば、おきまりの『キン肉マン』に当てはめてみれば(宇宙野武士編においてはキャラが出揃っていない段階だったのであのキャストは無効)、以下のごとくなります。 勘兵衛 ロビンマスク 七郎次 テリーマン 九蔵 ウォーズマン 五郎兵衛 ラーメンマン 勝四郎 ブロッケン.Jr 平八 ジェロニモ 菊千代 キン肉マン んー、九蔵あたりはちょっとミスキャストな気もするけれど、ウォーズマンファンとしてはこのくらい贔屓したいところであるな、勘兵衛＝ロビン、菊千代＝キン肉マンあたりはゆるがぬところであるとして、テリーマン、ラーメンマン、ジェロニモのあたりは再考の余地もあるやも……などと、そういうことを一人でブツブツと考えているわけですよ。わ、くらーい！ まあ、なんです。僕だけ暗いのもなんなので、みなさんも自分なりの「オレ的七人の侍」を考えて、掲示板上で暗黒大発表などしてみてください。ちなみに僕がいま考えている「オレ七」は、「セガサターンの販売戦略時においてセガを支えたソフトメーカー七人の侍」です！ コンパイル、ゲームアーツ、スティング……やっぱり菊千代はエコールでウッドボールですよね！ ……などと、たぶんこの時点で4人くらいの読者しかついてきてくれていないような気がするので、ああ、もういいよ。もういいのさ。世の中には、心の中にしまっておいたほうがいいこともあるものさ。苦い涙がこぼれたら、気づかぬふりをしてやるだけさ。 |