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『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』を鑑賞。面白かったです。「善玉」「悪玉」「卑劣漢」の三人が200万ドルのお宝の隠し場所をめぐって騙し合い協力し合い果ては殺し合うというハートフルストーリー。『レザボア・ドッグス』のヒントになったともいわれるラストの三つ巴決闘シーンはいくらなんでもかっこよすぎ。あまりのかっこよさに産気づきそうになりました。というか正直ちょっと破水しました。5月14日は僕的たま・ひよの日！ 善玉、悪玉、卑劣漢の三人のキャラクターが丁寧に描き分けられているのも本作の魅力。「善玉」を演じるイーストウッドの存在がかすむほどイーライ・ウォラック演じる「卑劣漢」の姑息で人間味あふれたキャラクターが光りまくっていて、ガンショップでのやりとりとか、利害関係しだいで気持ちいいほどコロコロと態度の変わるねずみ男っぷりとか、挙動のいっさい台詞のいっさいが面白い。思い出すだにまた破水。 あんまり面白い面白い言ってるとこうふんのあまりそのうちほんとうになにかを出産しかねないので、ここはひとつもうちょい別の話題にスライド。 三人組といえばそう、拉致邦人三人組ですね。あいつらときたらまったくもう……みたいな話は前もしたような気がするので、えー、じゃあ、ちょっと古いけど未納三兄弟！ ……といっても誰と誰と誰で三兄弟なのか僕には今ひとつよくわからないので、えーい、じゃあ菅直人。命名者菅直人せんせいの話でもします。ネクスト総理とかいって。超うけるよね。 年金未納の閣僚三人を「未納三兄弟」と命名してしたり顔な菅せんせいを見て、僕はなんてセンスのない人なのだろうと大いにあきれたものでした。「未納三兄弟」とかって、「だんご三兄弟」と「三」の部分しかかかってませんよね。町内会慰安旅行のバス車中（しかも行き）レベル以下のギャグを公共の電波で何度も聞かされるだなんて、もし僕が拉致邦人だったら今ごろPTSDに陥っていたところですよ。くわばらくわばら。 さておき、政治家としての菅さんを非難するのならば、年金未納問題に代表されるワキの甘さうんぬんよりも、貧相な言語能力こそがまず第一に挙げられるべきだと思います。言葉のプロレスラーたる政治家があんな言語センスではいけません。とるにたらない泡沫市民の僕だって「魔の未納バミューダトライアングル」くらいのことは言ってのけるというのに。でも、こういうアイディアを菅さんに教えてあげたとしても「こういうのをね、魔の“ミノーダ・トライアングル”っていうんですよ！」とかいって勝手に改悪して演説しちゃいそうなかんじですよね。なおかつマスコミ受けは後者のほうがよさそうなかんじですよね。とかなんとかぶつぶつ考えていたら、「未納三兄弟」というのもなかなかキャッチーなかんじでうまいような気がしてきました。俺はもうなにもかもわからなくなっちまった。真実はどこだ。 そんなよしなしごとをダラダラ書いているうちに筑紫キャスターや小泉総理の未納問題も発覚したみたいで、なんかもう菅さんのことなんかどうでもよくなってきました。あー、なれない政治の話なんかするんじゃなかったよ。オチとかもうどうでもいいや。なぜかオラ、わけもなくかいわれ大根が好きなんだ。千本食うぞ、ウララー。これがオチ。 ○注目力士名鑑 『続・夕陽のガンマン』関 所属：クリント部屋 出身：イタリア 番付：今場所は未登録／来場所予想……西前頭三〜四枚目 |