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いやあ、オリンピックばっか観てます。がんばれニッポン、ドがんばれ！ こんなにもオリンピック漬けな生活は生まれて初めてです。人生史上初。なにしろ僕は今年で27歳。肉体・精神ともに未熟だった前回のシドニー五輪とは違い、今回は体力そして気力、いわゆるメンタル面の充実ぶりが素晴らしく、こうして毎夜朝方までテレビにかじりついても平気な鋼の肉体を手に入れたというわけなのさ。 僕の肉体的なコンディションは恐らく今回の五輪がピークでしょうが、持ち前の勝負強さをうまく活かすことが出来れば、4年後の北京五輪でも第一線として毎日テレビにかじりつき続けることが出来るかもしれません。オリンピック。それは肉体の飽くなき挑戦。己の肉体の可能性を信じ、僕らはいつまでも走り続ける！ というか、走り続けるひとたちを観続ける！ とかいって昨夜の女子マラソン中継は途中で寝ちゃったインチキ鋼ボディーな僕ですが、きょう再放送を観ました。なかなか面白かったですよね。「今回のレースでは給水所の脇にシャワーが設置してあります」と実況の人が言っていたので、僕はてっきり簡易個室シャワーのようなものがポイントごとにおったてられていて、汗だくの女子選手たちは給水所にあらかじめセッティングしていたマイ洗面器、マイタオル、マイティモテ等をすばやく手に取りシャワー室に突入。施錠。脱衣。中から聞こえる水の音。やがて湯あがりの色気をかもしだした女子選手がぬれた髪もそのままに個室から飛び出し、そして沿道に拡がるティモテのかほり、みたいなものを想像してちょっとドキドキしていたんですが、単なる水撒きスプリンクラーみたいなやつの下を通り過ぎていくだけだったのでがっかりしました。根本的に僕はスポーツのことをよく知らないオリンピック性にわかスポーツ大好き症候群なので、こういう勘違いがたいへん多いです。 マラソン中継の解説は有森さんだったのですが、この人の解説がなかなか面白かったです。沿道に立ち止まりゲーゲー吐きだした選手を捉えてしまったカメラ。それを見た有森さんは「吐いたものの色からみて、きっとあれはスペシャルドリンクですね！」などというテレビ局泣かせな解説を行なっていました。うっかりゲイと結婚してしまい、そして吐瀉物に対して真摯に解説をくわえる有森さんって素敵だな。応援してます。 |