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『零〜刺青の聲』をプレイしたら怖さのあまり夜ねむれなくなっちゃって、朝ねぼうして、ちこくしそうになっちゃった。いいおとななのに、おかしいね。 いやしかしこわい。超こわい。ペガサス流星こわい。『零』シリーズはマジこわいです。前作プレイ時は階下にひびきわたるほどの大悲鳴をあげてしまった僕ですが、今回のも前作にもましてこわいこわい。「非日常がじわじわと日常に侵食してくる恐怖」の見せ方が今回特に秀逸で、僕の尿道から不随意的におしっこがほとばしるのももはや時間の問題なのではないでしょうか。「なのではないでしょうか」などと、読者各位に問いかけるまでもなく、いやもう間違いなく時間の問題です。断言します。僕の尿道にかけて。 というかもう限界、無理、一人じゃこわくてこれ以上プレイできないので、そのうえ夜なかなか眠れず日常生活に支障をきたすので、お盆に帰省するまでこのまがまがしいゲームを封印することにします。実家に帰ったら、弟の部屋で飼い犬をだきしめながらプレイしよう。これなら恐怖心もやわらぐし、おしっこをもらしても自分の部屋はよごれないし、「ちがうよ、犬がやったんだよ！」と言い張れば兄の面目スーパーガード。みよ、このかんぺきな密室トリックを。僕はなんとかしこいトリックを思いついたものだろうか。恐怖心こそが人間を成長させるのだ。 |