8月19日(金)

 もっか帰省中です。更新がとどこおってしまいました。なぜならば、宮城の実家にもパソコンはあったのですが、こないだの大地震で家屋が倒壊した際、当然のごとくパソコンも壊れてしまい、それだけならまだしも、僕じしん崩れゆく家屋内から逃げ出すことあたわず、倒れた梁の真下にできた空間に閉じ込められる羽目に陥り、三日後ようやくレスキュー隊に発見され、軽度の脱水症状を起してはいたものの、奇跡的に外傷もほとんどなく、こうしてようやく日記を再開できる運びとなったわけです。といったのは真っ赤なクリムゾン嘘で、誰に咎められるわけでもないのに更新をサボってた言い訳を捏造せずにはいられなかったいじらしくもかわいい僕。



 ダイジェスト帰省日記

 ・宮城県沖で大地震 震度六弱
 そのとき僕は仙台にいて、クルマを運転していました。したっけさ、おらの実家はいなかなもんだからさ、舗装もされてねえ道ばがっくんがっくん走ってたっけさ、震度六の地震ば気づかなくてさ、なーに、そのこと話したらみんなにばかにされたんだー、んだっちゃー。

 ・帰省先で通院
 ささくれをはがして出来た傷からばい菌が入ったらしく、左中指の先が超人ハルクみたいにアヴァンギャルドな色使いになってしまいあせりました。それを見た祖母が「自分もこの症状になった時は病院で生爪を抜かれた」なんて怖いこと言うわけですよ。今ならまだ簡便な手当てで済むかもしれない、ということで祖母が以前診てもらったという病院を教えてもらい急行したところ、なんかそこって内科なんですよね。どう考えても内科の診察を受ける症状じゃないとよなあ、とは思いつつも、まあ、土地の古老が言うことだから信用してみますか、ってんで内科の受付に身振り手振りをまじえいっしょうけんめい症状を説明したら、一拍おいて「うちは内科なんですけど」としごくまっとうな答えを返されて、恥ずかしさのあまり社会的動物としての僕は頓死した。そして近所の外科で志村けんみたいな医者に指を切開され、すごく痛かった。

 ・ビーケーワン怪談大賞選考会
 の内容がアップされました。僕は褒められて伸びるタイプではなく、褒められないと伸びないタイプなので、その道のプロである加門七海さんに褒めていただいた今回の経験を糧にして、よりいっそう笑える怪談づくりに邁進していきたいと思います。ありがとうございました。

 ・仙台にガンダムショットバー
 がある、ということを昨日飲んだ友だちに教えられました。是非とも行きたかったんですが、結局友だちも場所がわからなくて行けずじまい。帰宅してからネットで場所を確認したものの、今回の休暇中は行けなさそう。実際に行っていないのでこれ以上のことはなにも書けないのですが、なに、俗人は、ついつい「自分はこういう店を知っている」と言いたくなってしまう嫌な癖があるのさ。ということで今夜はBSでガンダム祭りですね。やったぜ。ははは。まだだ、僕の夏休みはまだ終わらんよ!