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「短編」V2を狙うも、あえなく惨敗しました。僕の忍者小説は前期の出品作品よりもだんぜん出来がよかったはずなのですが、世間さまに認めてもらえずニンともカンとも残念です。あー、早く時代が僕に追いつけばいいのに（いつだって僕を支え励ましてくれる魔法のことば）。 「短編」リベンジに向けて新しい小説の一本も書かなければならないのですが、今は小説よりもブログの記事を書くのが楽しくて楽しくて、なかなか小説方面に手が回らない状態です。 数日前までは「シネマ番付はてな場所」というタイトルで、観た映画の感想を面白おかしく書いちゃうよ、独断と偏見で番付もつけちゃうよ、はー、どすこいどすこい、ちゃちゃんこちゃんちゃん、といった程度の平和で凡庸なブログだったのですが、僕の乱歩に対する慕情の念が突如として烈火のごとく燃え上がり、何故かそのあおりを受けてブログはいつしか「シネラマ島奇談」なる乱歩チックなタイトルへと大変化。内容も「探偵や怪人やせむし男やシャム双生児がシネラマ島の奇怪な謎を解き明かしつつ映画の感想を述べる」というなにがなんだか皆目わからぬ猟奇小説風映画感想ブログへと変貌を遂げました。もはやこの設定で映画の感想を書く意味がわからぬ。わからぬながら、書くほうにしてみるとこれがまた楽しくてしょうがない。世間の嗜好からズレまくっているのはわかっているんですが、まあ、書いてる人が楽しければべつにそれでいいんじゃないんですかね。 それにしても、忍者小説といい、猟奇映画感想文といい、僕の創作を一番楽しめるのはやはり僕じしんだ、ということが段々とわかりつつあります。僕、僕の作ったものが大好き。というか僕は僕が好き。大きくなったら僕は僕のお嫁さんになるー！ |