あ、そうだ、じまんをするのを忘れてました。ので、します。じまん。だれかになにかをじまんするために生きているのだ僕は。

　 先週『怪談の怪談』 （京極夏彦・中山市朗・木原浩勝・東雅夫／メディアファクトリー）という本が発売されたのですが、そのなかに僕の創作怪談が収められています。すごい！

　 といっても、 数年前に雑誌に載った作品が再収録されただけの話なのですが、自分の書いたものが活字となって本のなかに収められるというのはやはり格別の嬉しさがありますね。自宅の本棚の一角に設立された「おれさま図書館（じぶんの作品や名前が載った本や雑誌を集めたコーナー）」の蔵書も、これで単行本1冊、文庫本1冊、雑誌5冊となり、びみょうに幅をとるほどになりました。すごい！

　 他に僕の名前が載ってる本とかなかったっけかなあ、おれさま図書館をもっと拡張したいなあ、と本棚の本をぱらぱらめくっていたら、広辞苑に「ひもろぎ【神籬】」の項目を発見したので、これはきっとおれさまのことを解説しているのだろうということにしておれさま図書館に広辞苑追加。おれさま図書館10センチ伸張。しかし、やはりズルはいけないと思いおれさま図書館から広辞苑撤去。おれさま図書館10センチ短縮。
　 そんなかんじで、おれさまの気分によって伸びたり縮んだりするおれさま図書館なのですが、いつかは正々堂々と棚の一段くらいを占めてみたいものです。