押忍！　にわか極真大好きっ子、ヒモロギであります！　「ホルスタインは問答無用でぶっ殺せ！　只今牧場禁足令発令中！（キャッチフレーズ）」

　 とまあそんなかんじで、大山先生の『地上最強への道』を毎晩寝る前に正座しながら音読している極真空手推定段位7級（青帯）の僕なのですが、それにしても大山先生はかっこいいなあ。武勇伝のひとつひとつが、えっ、いくらなんでもこれってフィクションじゃないの！？　おっさん一体なに言ってんの！？　とツッコみたくなるくらい素晴らしいのです。

　 殺し屋の白刃を真剣白刃取りで受け止めた話とか、ブラジルの農園でナイフ投げの名人と戦う羽目になった話とか、さらわれた子供を取り返すべく雌ゴリラと戦った話とか、ドスを振りかざして襲ってきたヤクザを殺した話とか、もうめちゃくちゃだ。どうなってんだ。後世の人間が読んだら昭和という時代を誤解してしまうよ！

　 カラテの道を突き進む者のはしくれとして、やはり僕もびっくり武勇伝のひとつやふたつ欲しいところ。なにか考えておきます。あー、いや、ちがうちがう、考えるんじゃなくて、思い出しておきます。そういえば若い時、高尾山で天狗と戦ったことがあるような気が、だんだんしてきた。してきたよ僕。

　さておき。極真のホームページを見ていたら、「観空マン」なる謎のマスコットキャラクターを発見しました。極真館のシンボルマーク「観空マーク」に体をつけて道着を着せてその名も「観空マン」って、発想がゆでたまご以外のなにものでもないよ！　ゲーッ、観空マークの超人ーっ！？

　 とりあえず、「観空マンフィギュア」「観空マン戦闘Tシャツ」「観空マン静動Tシャツ」「観空マン本革ストラップ」「観空マンプルバックボールペン（※上部人形はチョロQになり、ボールペンから取り外しができます）」は押さえておきたい。かっこよすぎるぜ観空マン。ブラックホールやペンタゴンとはハトコどうしに違いないぜ観空マン。

　観空マングッズ以外にも、「地上最強」とプリントされたTシャツとか、「I LOVE KYOKUSHIN」とプリントされている（らしい）Tシャツとか、その他極真マグカップ、極真扇子、極真雪駄、極真ネックレス（極真桐箱付）などなど、うわー、今の僕にはぜんぶカッコよく見えてしまう！　僕をターゲットにすえたマーケティング戦略を展開しているとしか思えないぞ極真会館ICHIGEKIオフィシャルショップ！　大好き！