昨年佳作を受賞したビーケーワン怪談大賞に今年も作品を出品していたのですが、今回は賞のレベルが格段に上がり、なおかつ作品数も大幅に増加していて、僕がハッタリかまして書いた怪談などは歯牙にもかけられぬまま打ち捨てられる結果となりました。

　 残念ではありますがそんななか、「幽」編集長・東雅夫さんの選出候補リストにわが作品を挙げていただいたのは望外のよろこび。ふつうの怪談とまったく怖くないショートショート風ゆるゆる怪談もどきの二作を出していたのですが、リストにあがっていたのはゆるゆる怪談もどきのほう。なるほど、こういう方向性であっても怪談として評価してもらえるのか、と少し感動。なんだ、怪談って実は自由じゃん！　フリーダムじゃん！　来年も出すじゃん！

　それはそうとゲームのはなしをします。なにしろゲームが好きだからね。

　 エーシさんに先駆けてプレイしていた『P3』終了。「ペルソナ使いたちの学園生活」というジョジョ第四部の世界観をそのままゲーム化したような設定は大好きなのですが、ゲームの進行の遅さとイベントの単調さのせいで後半はかなり飽きました。もう少し密度の濃い学園生活を期待していただけに少し残念。しかし、僕はこのゲームのおかげで“美少女ロボ萌え”という新たな属性を手に入れた。

　そして今は『かまいたちの夜×3』をプレイ中。チュンソフトのサウンドノベルは例外なく面白いので、『弟切草』から始まって『街』も『金八』も、なにかしら出るたびに脊髄反射のごとく買ってプレイしてます。不随意運動です。チュンソフト！　チュンソフト！　社長の名字が中村さんだからチュンソフト！

　 そして今月末には『ファンタシースターユニバース』 を買おうかと思っているので、どなたか僕とオンラインで遊んでやってください。僕は屈強なロボキャラを作成する予定です。チャットの会話はすべてカタカナで入力し、パーティーを組んだ人たちにむかって「ユウジョウ……？　ガイトウノタンゴハ　ワタシノ　ゲンゴデータベースニハ　カクニンデキマセン。インプットノ　ヒツヨウセイ　トクニ　ミトメラレズ（出会い･反目のシーン）」とか「コレガ　ニンゲント　イウモノカ……　ガガガ　ドウシタコトダ　モノアイヨリ　スイテキケンシュツ　カンジョウセイギョ　フノウ（仲間との和解・ロボの頬をつたう涙のシーン）」とかほざくことによって安いロボ人情ドラマを繰り広げたいと思います。いや、きっとウザいだろうからやめます。そんなことしませんから、どなたか遊んでくださいよ。