風邪をひいてしまいまして、折角天気がよかったのに、この週末はあまりアクティブな活動が出来ませんでした。安静にマンガ喫茶でマンガを読み、安静に撮り貯めた深夜アニメを観て、安静にゲオで借りたC級ゾンビ映画を観て、安静に図書館に出掛けて恥ずかしい思いをしながら『マリア様がみてる』（コバルト文庫）を借りてくるということしか出来ませんでしたよ。というか、よくよく考えたらそれはつまりいつもの週末でした。なんだ。よかった。ははは。ほっとしたぜ。

　今日は区議会議員選挙のはずなんですが、わが家のポストにはその旨を報せるハガキが届かなかったので、けっきょく投票に行けずじまい。どうやら僕は杉並区からハブられているようです。まさか区単位でハブられるとは、杉並のいじめ構造はスケールがちがうなあ。

　 それにしても残念です。休日の早朝から選挙カーでがなりたてる阿呆な議員候補、安息日の平穏な昼下がりに近所で滔々と大音量の演説を始める気狂い議員候補などの名前をリストアップして、そいつら以外に投票して間接的報復を行なうつもりまんまんだったのになあ。暗い情熱のはけ口を失ってしまいました。

　 しかし冗談抜きで、区の議員選挙って消去法形式に出来ないもんでしょうか。人の迷惑も時間帯もかえりみず大音量でひたすら名前を連呼しまくる馬鹿の名前しか頭に入っていないので、消去法だとすごく助かるんだけどなあ。とにもかくにも、にこにこ体育すわりでマリみてOVAを観ていた僕の心の平安を街宣カーでかき乱した罪は、超人で言ったらキング・ザ・100トンくらい重いのです。ザ・魔雲天どころの騒ぎではないのです。