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6月29日(日)

 先週の日記でも紹介した「毎日新聞変態ニュース問題」がここにきて大きな盛り上がりを見せているようで、僕は今回ほど2ちゃんねらー、とりわけ既婚女性(鬼女)板の人たちの行動力を頼もしく思ったことはありません。スポンサーへの電話問い合わせ攻撃から告発ビラの公共スペース無差別うっかり置き忘れ絨毯爆撃に至るまで、鬼女の人たちを怒らせるとマジこえーなー。『水木しげるの妖怪大全』を紐解いてみても、鬼女がここまでおっかない妖怪だという記述はなかったですよ。あんた、鬼女の手にかかれば、そこいらの企業なんかベビィの手をひねるようなもんですよ。フハッ!

 毎日新聞の犯した愚挙をここに書き連ねると、僕の愛する「死せる魂の会」サーバースペースが穢れてしまい大変イヤなので、皆さんてきとうにググッたりして調べて頂ければと思いますが(※お下劣注意!)、僕の個人的見解では廃業してしかるべき国辱行為だと思っています。不二家の四兆倍くらい悪いことしてるでしょう、これは。
  というわけで、もしも毎日新聞を定期購読されている奇特な方がおられましたら、その行為の是非を改めてお考え頂きたく。

 鬼女といえば妖怪ですが、妖怪といえば、今日の鬼太郎は面白かったですね。死人憑きの話でしたが、不可視結界とか一番鶏とか土精のマブタを持ち上げて結界発見とか、ロシアのカルト映画『妖婆 死棺の呪い』へのオマージュになっています。水木サンはこの映画が大好きすぎて死人憑きの話として翻案したことがありまして、それを更にアニメ版『鬼太郎』としてアレンジしたのは二期以来くらいでしょうか。しかも今期はナース服猫娘つき。萌えとカルト映画と水木とゴーゴリの競演。ありえないだろう。まったく今期の鬼太郎はシブイねェ……まったくおたくシブイぜ!